ストーカー被害に、悩まされていませんか?
ストーカ被害に合うことで、物理的にも精神的にもかなりのダメージを受けます。
また、携帯電話を買い替えたり、引っ越しをしたり、精神科に通う等で
金銭面でも、負担を抱えてしまいます。
そんなストーカーに対して、慰謝料を請求についてご存知ですか?
慰謝料の金額や相場についても、詳しく説明していきます。
慰謝料の請求について
ストーカー加害者に対し、慰謝料を請求することは、金額の問題だけではなく、
ストーカー行為の抑止にも、つながります。
では、慰謝料について詳しく説明していきます。
慰謝料の請求は可能なのか?
まず、ストーカー行為は、民事上の不法行為にあたります。
そのため、ストーカー行為によって損害を受けている事実があれば、損害賠償を請求することができるのです。
もちろん内容にもよりますが、今までにストーカー行為に対し慰謝料を請求出来た例は、いくつもあります。
もし、ストーカー被害に合っているなら、慰謝料を請求できる可能性は高いといえるでしょう。
実損害について
ストーカーのよる実損害の例は、以下のようなものです。
・物を壊された
・病院に通わなければならなくなった
・弁護士費用
このように、ストーカー被害を受けたことによって、金銭面での負担が生じた場合
実損害となり、損害賠償を請求することができます。
慰謝料について
慰謝料というのは、精神的な損害に対する賠償金です。
ストーカーの被害により心に大きな苦痛を負った場合に、その精神的苦痛に対して補償してもらうことができます。
この場合、精神面ということになるので、基準はありません。
被害の内容や、被害を受けたときの感情、どのような損害が発生しているかなど
総合的に判断されることになります。
慰謝料の相場は?
実際に、慰謝料を請求する場合、相場ってどのくらいなのでしょうか?
気になるところです。
では、相場について説明していきます。
実際の慰謝料相場について
慰謝料の相場は、数十万〜数百万と幅広いです。
もちろん、それには被害の内容、状態などによって決まります。
おおよそ平均を出すなら、150万程度と言われていますが、金額が幅広いので一概には言えません。
ただ、ストーカー事件の慰謝料は、比較的高額な水準となっている場合が多いのも事実です。
例えば、ストーカーに悪質性が認められ、被害者の日常生活に支障をきたしていたり、権力や立場を利用していたりすると、さらに高額な慰謝料を請求できる可能性があります。
逆に、ストーカーの被害者自身にも何らかの落ち度があったり、ストーカー行為自体がそこまで悪質性ではない場合は、平均金額よりも少なくなる可能性もあります。
慰謝料の請求方法について
いざ、ストーカーの加害者に対し、慰謝料を請求したいと思っても、何から始めればよいのか分かりませんよね。
慰謝料の請求について、説明します。
慰謝料の請求は、弁護士に依頼する
慰謝料の請求には、さまざまな難しい手続きがあります。
そのため、知識にない人にとっては、精神的にも体力的にも、負担になります。
ただでさえ、精神的負担を抱えているのですから、大変です。
また、ストーカーの加害者とも何度も顔を合わせることになります。
直接、お金を払ってくださいと、交渉するのは嫌ですよね。
そんな時は、代理人を立てることをお勧めします。
代理人として立てられるのは、基本的に弁護士です。
場合によっては、司法書士も可能ですが、事件の内容によっては、対応ができないこともあるので、弁護士に依頼するのがベストです。
もちろん、弁護士費用は発生しますが、もらった慰謝料の中から支払うことができます。
また、弁護士に依頼することで、被害者が自分で手続き行うことは、ほとんどありません。
弁護士によっても、慰謝料の金額が変わってくると言われています。
知識と実績のある弁護士に、お任せしましょう。
弁護士費用は、平均100万円くらいです。
しかし、依頼内容や依頼する弁護士事務所によっても金額が上下するため、まずは弁護士事務所に相談しましょう。
相談するだけなら無料ですので、悩んでいる方は見積もりだけでも出してもらうことをおススメします。
必要な書類は、準備しておく
慰謝料の請求には、まず、ストーカー被害を受けた事実を証明するところから始まります。
そのため、ストーカー行為の事実を証明するために、証拠や手がかりとなるような書類などは全て準備しておきましょう。
ストーカーの被害に合った際、日付や場所、内容とその時の感情なども記録に残しておくことが重要になります。
写真で残しておくのも、分かりやすいです。
そういった書類をもとに、証拠をまとめて、ストーカー被害に合っている事実を証明し、ストーカー加害者に対して慰謝料の請求を行うことができるのです。
早期解決に向けて、行動しましょう
ストーカー被害に合った際、慰謝料を請求できることについてお分かりいただけたでしょうか。
事件を解決するためにも、早い対応が必要になってきます。
もし、被害に合われているのなら、まず相談からでも、始めてみてください。
悩んでいても解決には向かわないので、ぜひ上記で解説した内容を利用して解決方向へ向かっていくことを願っています。