近年、ストーカー被害は増加しています。
ニュースなどでも、ストーカー被害が事件にまで発展してしまうのをよく目にしますよね。
それほど、ストーカー被害は身近なものなのです。
その背景の一つとして、ストーカー被害を軽視していることが考えられます。
気づいたら、『ストーカー被害にあっていたり事件に発展してしまう』なんてことがないよう、ストーカーの対策について知っておきましょう。
対策方法ベスト3をご紹介していきます。
ストーカーに対する安全・防犯対策
ストーカーは、ちょっとした隙を狙っています。
ストーカー被害に合わないようにするためには、日頃から身を守るために安全や防犯に気を付けておくことが重要です。
ストーカー対策の基本は戸締りをきちんと行う
あたりまえのことですが、大事なことです。
特に、夏場は窓を開けたままにしているなんてこともよくあります。
外出する際など、玄関はもちろんのこと、窓の鍵まで施錠しているかしっかり確認してください。
また、できれば玄関の鍵は二重ロックができるものが良いですし、在宅時には、チェーンもかけるようにしましょう。
防犯カメラを活用して対策
防犯カメラをつけておくと、安心できます。
防犯カメラがあると、ストーカー犯も近づきにくくなります。
カメラ付きインターホンで、録画できるものなどもあるとより安心です。
防犯カメラの値段が高い場合は、ダミーの防犯カメラでも十分対策になります。
家の中が見えないようにして対策
在宅時は、カーテンを閉めて、家の中での様子が外に見えないようにしましょう。
特に、夜は注意してください。
ストーカー犯に、外から生活の様子、家の中での行動を監視されてしまわないようにしっかり対策してください。
ストーカー被害は個人情報の漏えいに注意する
普段の生活の中で、気づかないうちに個人情報をストーカー犯に知られてしまうこともあります。
情報社会である現代、意識していないと簡単に個人情報をもらしてしまう危険性があるのです。
情報の取扱いや、自らの行動に日頃から注意しておくことが大切です。
ゴミ出しに注意
ゴミ出しの中に、請求書など名前や電話番号が載っている書類をそのまま捨ててしまうと、ストーカーに知られる可能性があります。
捨てる際は、面倒ですが書類をシュレッターにかけるなどして、個人情報を知られて被害に合わないように、対策してください。
郵便ポストに注意する
郵便ポストが玄関に付属しているものや、ポストに鍵がついているものなら他人に見られる可能性は低いです。
しかし、郵便物を誰でも見られるようなポストだと、ストーカーに個人情報を知られる可能性があります。
そこから、ストーカー被害に合う可能性も十分あります。
できたら、鍵付きのポストにした方が良いでしょう。
または、こまめにポストを確認するなどして、郵便物をためないようにして、個人情報を他人に知られないように気を付けましょう。
一人暮らしだと知られないようにする
ストーカー犯は、女性の一人暮らしを狙うことが多いです。
そのため、一人だと思われないように対策しておく必要があります。
たとえば、洗濯物の中にわざと男性の洗濯物を干しておいたり、玄関にも男性物の傘や靴を置いておくなどしましょう。
盲点になりやすいですが、宅配便の人にも一人暮らしだと思われないように注意しておきましょう。
自分でも、安易に一人暮らしだということを言いふらさないように日頃から気を付けておくこともストーカー被害に合わないための対策です。
SNSやブログの使い方に注意する
ネット社会と言われている現代。
SNSが普及しているため、ストーカーの多くがオンラインとオフラインの両刀です。
ネット上に、あなたが今どこにいるのかや、会社や自宅などを安易に載せないようにしましょう。
投稿した写真の景色などからも、場所を特定され、ストーカー犯に付きまとわれたり、待ち伏せされたりする原因にもなります。
顔写真なども多様せず、食べ物やペットなど個人を特定されないような写真を載せるようにして、ストーカー被害に合わないよう対策してください。
また、名前や電話番号などの個人情報も知られないように注意してください。
一人の外出時に意識すべきストーカー対策
ストーカー犯は、相手が一人でいるときをうかがっています。
特に、一人での外出時や、夜道には注意が必要です。
生活している以上、一人で行動することをなかなか避けられませんよね。
そこで、一人での行動の際、以下のことに注意してください。
防犯ブザーを持ち歩く
特に、夜道は人通りが少なく、何かあっても助けてくれる人は少ないです。
そのため、いつでも防犯ブザーで助けを呼べるように防犯ブザーを持ち歩きましょう。
音にびっくりして、ストーカー犯も逃げる可能性もあります。
なるべく人通りの多い場所を歩く
人通りが少ない場所は、危険です。
日頃から、人通りが多い場所を選らんで歩くようにしましょう。
また、時々後ろを振り返り、人につけられていないことにも注意しましょう。
万が一、何かあった際にすぐに駆け込めるコンビニやお店、交番の場所なども把握しておくと安心です。
車やタクシーなどを使う
一人歩き時に、もし恐怖や不安を感じた場合は、途中からタクシーを利用したり
家族や友人に車で迎えに来てもらうなどして、被害に合わないよう対策しましょう。
夜道を歩くのは控える
用事は、なるべく日中に済ませて夜道は、なるべく一人で歩かないようにしましょう。
コンビニが近くにあるからなどで、夜中に一人で出歩いてしまうことで、ストーカー被害に合ってしまう可能性が高まります。
自分でできるストーカー対策は最低限抑えておこう
ストーカー対策についておわかりいただけたでしょうか。
ストーカー犯は、あの手この手で情報を手に入れ、近づいてきます。
自分の身は、自分で守る必要があります。
自分は大丈夫と思わずに、ストーカー被害に合わないようにしっかりと対策しておきましょう。
また、ストーカー被害に合っている方も、被害がエスカレートしないように、対策をしましょう。