ストーカー対策に逆効果!3つのNG行動!
いざ自分がストーカー被害にあってしまったら、怖くてどうにかしなきゃ!との館外に至る人も多いかと思います。
そんな中でよかれと思ってした行動が、実はストーカー対策に逆効果なこともあります。
接触を回避する
1日に何度もかかってくるストーカーからの電話やメール、郵便受けには手紙まで入っていることもあるかもしれません。
だからといってすぐに番号やメールアドレスを変えるのはよくありません。
いまある手段を用いてあなたに接触を図ることで、ストーカー自身の精神状況が保たれているケースがあります。
あなたにコンタクトが取れなくなることで、よりストーカー行為がエスカレートすることが予想されます。
話し合いで解決しようとする
相手が顔見知りの場合、穏便に話し合いで解決を望みたい気持ちもわかります。
ですが、ストーカー行為をしている時点で正常な話し合いができるとは考えない方がいいでしょう。
なにより、そんな相手に単独で挑むのは危険です。
よくあるのは、恋人や恋人役を依頼した友人と仲睦まじい様子をあえて見せつけるといったものです。
実はこれも大変危険な行為。ストーカーが逆上することがとても多いのです。
この場合、恋人であるあなたのパートナーに直接的な危害を加わえることが予想されます。
SNSの利用
TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSを利用されている方も多いかと思います。
しかし、そういったSNSの投稿からあなたの行動を調べる・予想することは簡単にできてしまいます。
普段からよく利用しているのならば、投稿を控えたり、内容を見直してみましょう。
ストーカーに対して自分でできる対策を3つ紹介!
ではストーカーに対して正しい対処法とは何なのか。
3つのポイントをおさえておきましょう。
生活リズムを一定にしない
ストーカーはあなたの生活パターンを見張っています。
あなたを観察し続けた中で見抜いた生活パターンを読んでストーカー行為に及んでいるのです。
出勤・帰宅時は毎日同じ電車に乗らない、などは有効な手段です。
通る道に気を付ける
夜道に暗く人通りの少ない道を避けるというのは、きっとすでに実践されていることでしょう。
コンビニや営業時間中のお店の前を通るルートを選んだり、不安を感じたときには無理をせずタクシーを利用したりしましょう。
相手があなたの自宅や目的地を知らない場合、たとえすぐ近くであったとしても、タクシーであえて遠回りしたり、普段は絶対に通らない道を通ってもらったりするのも効果的です。
少しでもあなたの自宅情報などを知られることを防ぐのです。
記録をとる
ストーカーから着信があったら、日時などをしっかりメモにとっておきます。
メールを受信したり、自宅の郵便ポストに手紙などを入れられたりしていたら、きちんと手元に残しておいてください。
気味が悪く、一刻も早く手放してしまいたい気持ちはよくわかります。
ですがそういった記録などが、後々自分を助けるために役に立つときがくるのです。
ストーカー被害は助けを求める
被害に遭ったらあなた一人で不安を抱え込まず、周囲の人に相談しましょう。
家族や友人にしよう
まずは身近な人たち、家族・友人に相談しましょう。
あなたのことを大切に思ってくれている人たちです。きっと力になってくれます。
ストーカー被害に遭っていることを認知してもらうことで、周りの人たちの目があなたを守ってくれます。
また、親しい人に相談することで、あなた自身の心の負担も少し軽くなることでしょう。
警察に相談しよう
ストーカー被害に遭っているだけでは中々警察は動いてくれません。
事件性が無いと警察は動くことができないのです。
ですが被害が続くようでしたら、届け出を出しておいた方がいいでしょう。
相談という形で記録を残しておくこともできます。
これらがあるのと無いのとでは、いざという時の初動が変わってきます。
前述した、「記録をとる」行為はこの時に役立ちます。
詳細な情報を開示しましょう。
勇気をもって警察に相談するのも一つの手段です。
弁護士に相談しよう
もしストーカー行為をする相手の素性が判明している場合、弁護士に相談することも可能です。
弁護士事務所はもちろんですが、地方自治体やNPO法人などでは無料で相談を受けてくれるところもあります。
団体によっては収入条件があったりもしますので、一度調べてみると良いでしょう。
詳細な記録はこの時にも必要になります。
まとめ
ストーカー対策としてのNGポイントと対策をいくつか紹介してきました。
実際被害に遭ったら、恐怖が大きく、正常な判断ができなくなってしまうことがあるでしょう。
大切なのは、自分ひとりで何とかしようとしないことです。
もしかしたらあなたの身近な人が今まさに悩んでいるかもしれません。
そうしたら手を差し伸べてあげてください。そしてその悩みは被害者とあなたの2人だけで解決できる問題でもありません。
手に余るようでしたら必ず、もっと多くの人に助けを求めてください。